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【05.12.08】浜岡原発 プルサーマル撤回を 中部電力に申し入れ 愛知県原発センター 八田ひろ子、瀬古由起子両氏も参加

12月8日「しんぶん赤旗」

 
 愛知県内の民主団体などでつくる「原発問題愛知県連絡センター」は7日、中部電力株式会社に「浜岡原子力発電所4号機へのプルサーマル計画撤回」の申し入れを行いました。
 中部電力に申し入れる原発センターの人たち 前列右から2人目は八田ひろ子前参院議員、その左が瀬古由起子元衆院議員

 申し入れには、沢田昭二・名大名誉教授や同センターの大野宙光(ひろみつ)代表委員らとともに、八田ひろ子前参院議員、瀬古由起子元衆院議員も参加。中電側は、佐渡弘総務部課長ら4人が応対しました。

 申し入れは、中電が、浜岡原子力発電所4号機で2010年度から、プルトニウムを燃料に使用するプルサーマルを実施する計画を、9月13日に新聞発表したことを受けて行われたもの。

 大野代表委員らは、「浜岡原発は東海地震の震源域に立地しており、多くの専門家から地震時の安全性について問題が指摘されている」として計画の撤回を求めました。

 プルサーマルは、燃料の安全性の実績データがないことや再処理技術が未完成であることなど、安全性に問題があり、浜岡原発の危険性が増大することになります。

 中電側は「申し入れの内容は検討します」と答えましたが、安全性について明確な科学的根拠を示すことができませんでした。「原発センター」は引き続きこの問題を取り上げていくことにしています。