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患者の命守るためにも 非正規看護師ら待遇改善へ交流

   「いい看護や介護をしたい思いは正規もパートも同じ」―。愛知県医療介護福祉労働組合連合会(愛知医労連)が名古屋市で開いた「非正規交流集会」(5日)で、非正規の看護師ら22人が「患者の命を守るため待遇改善の運動を広げよう」と話し合いました。

 愛知医労連の調査(2016年5月末現在)では加盟45組合の病院、介護施設などで働く職員は2万6597人。そのうち約2割が非正規で働いています。
 日本医労連の森田進書記次長が「非正規雇用労働者の処遇改善を」と題して講演しました。森田氏は「医療・福祉分野で働く多くの人が国家資格を持ち、経営は全国一律の報酬制度を基盤としているのに、賃金や待遇の格差が非常に大きい」と指摘。「正規、非正規の格差を解消し、専門職にふさわしい労働条件を実現しよう」と強調しました。
 討論で非正規の差別待遇の実態が告発されました。公立病院の看護師は「非正規は正規と同じ仕事をしていても賃金が低く、定期昇給もない。休暇も正規優先で取る」。民間病院の技師は「非正規は慶弔休暇がない。15年間働いても就職した時と同じ時給」。民間病院の看護師は「正規はインフルエンザ予防接種費に補助があるが、非正規は自腹。感染の危険性は同じなのにひどい」。

 運動によって待遇改善が実現した発言も。
 名古屋市内の民間病院の組合役員は「約500人の職員中、半数を超える300人近くが非正規。団交でパート職員にも一時金支給をと交渉を重ね、昨年末に寸志という名目だが5000円の支給が実現した。今後は予算化、制度化を求めていく」と報告すると大きな拍手が湧きました。
 三河地方の公立病院ではパートの看護助手50人が組合に加入。「何年働いても昇給がないのはおかしい」と団体交渉をおこない昨年4月から定期昇給制度を勝ち取りました。昨年組合を結成した三河地域の介護施設ではインフルエンザ予防接種の1000円補助が実現しました。
 愛知医労連の林信悟書記長は「患者や利用者にとって正規、非正規に違いはない。現場から声をあげ、職場の仲間、患者、家族と共同して処遇改善へ運動を広げよう」と訴えました。
(3月12日 しんぶん赤旗)

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