日本共産党

ハラスメント撲滅プロジェクト

一人ひとりが
大切にされる社会を
いっしょにつくろう

ハラスメント撲滅プロジェクトは
日本共産党愛知県委員会がハラスメントのない社会をめざして立ちあげました。 身近にあふれる「ハラスメント」の正体を知り 一人ひとりが生きやすい社会を
いっしょにつくりませんか。

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Q and A

Q
有給休暇を取りたいと申し出たら、「何で休むの?どこか行くの?誰と行くの」とか聞かれて、言わないと取らせてもらえない雰囲気。有給休暇を取るのに、理由まで言わないといけないの?
A
言う必要はありません。 年次有給休暇は労働基準法39条により法律上当然に労働者に生ずる権利であって取得にあたって使用者の承認は不要です。有給休暇の利用目的に使用者が干渉することは許されず、取得の理由を申し出る必要はありません。時季変更権行使のため等の正当な理由もないのに、管理職が自分の立場の優位性を利用して私生活や休日の予定を執拗に尋ねるのは、私的なことに過度に立ち入るもの(個の侵害)であり、パワハラになり得ます。
Q
うちの会社には育休はないと言われたんですが、そんなことってあるの?
A
ありません。育児・介護休業法で示された育休等の制度は、労働者の権利としての最低基準を定めたもので、これを下回るような制度を設けることは許されません。法律上の要件を満たす労働者が適正に申し出れば、会社は拒むことはできません。 1歳に満たない子を養育する男女労働者(日々雇い入れられる者は除く)は、会社に申し出ることにより、原則として子が1歳に達する日までの間で希望する期間、育児のために休業できます。アルバイト、パートなどの有期雇用労働者も、同一の事業主に引き続き1年以上雇用されており、子が1歳6ヶ月に達する日までに労働契約(更新される場合には更新後の契約)の期間が満了することが明らかでなければ育児休業できます。
Q
職場で、「付き合ってる人いるの?」と聞かれたり、下ネタを聞かされたりして苦痛。でも、これくらいの言葉は我慢しなければならない?
A
セクハラに当たります。我慢する必要はありません。 男女雇用均等法指針は、セクハラの行為類型について、職場において、①労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否するなどの対応により解雇、降格、減給などの不利益を受けること、②労働者の意に反する性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、能力の発揮に悪影響が生じる等当該労働者が就業する上で見過ごすことができない程度の支障が生じることと規定しています。「性的な言動」には「性的な内容の発言」と「性的な行動」があり、「彼氏いるの?」「彼女いるの?」などと聞くことや下ネタを聞かせることなどもセクハラに当たります。事業主にはセクハラを防止する義務があります。職場の信頼できる人に相談をしたり、職場の相談窓口や労働組合、行政の相談窓口に相談しましょう。
Q
「男性が育休とるの?」「育児は母親の役割だ」などと言われ、男性が育休を取りにくいのですが?
A
育休の取得を妨げるような行為は、許されません。 育休は男女労働者の権利ですが、男性の育休取得率は非常に低いのが実態です。その原因のひとつが、男性が育休を取得したり、育児支援目的の短時間勤務などを活用することを妨げるいわゆる「パタハラ(パタニティ・ハラスメント)」です。育児・介護休業法は、事業主が育休等の申し出・取得を理由とする不利益取扱いをすることを禁止し、また、育休等の利用を理由とする上司・同僚による就業環境を害する行為を防止するため、事業主が雇用管理上必要な措置をとることを義務づけています。

Q and A

私たちは声をあげた人を決して孤立させず、また声をあげられずに苦しんでいる人たちの痛みを自分の痛みとしてともにたたかいたい。だから当事者を真ん中にして、その願いに寄り添うことができる行政や法整備に取り組んでいきたい。
国会では当事者の声を代弁するため、日本共産党国会議員が政府の認識をただし、法律の整備・改正を求める議論をしています。

暴行脅迫要件の撤廃

池内さおり前衆議院議員

質問日 2017年6月2日

暴行・脅迫要件が撤廃されない根底に、「最も権威ある教科書とされた『注釈刑法』(1965年版)は、「些細な暴行・脅迫の前にたやすく屈する貞操のごときは、本条によって保護されるに値しない」としていたことを述べ、こうした考え方が今日でも司法・捜査当局に大きな影響を与えているのではないかと指摘。法改正にあたり、保護法益を「性的自由」にとどめず、「心身の完全性」「人間の尊厳、人格そのものを脅かす性的暴行からの保護」と抜本的に改めるべきと求めました。

写真=質問する池内さおり議員、7日、衆院法務委(しんぶん赤旗提供)

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自治体職員へのセクハラ

もとむら伸子衆議院議員

質問日 2019年3月7日

地方公共団体でのハラスメント対策状況について質問。日本自治体労働組合総連合(自治労連)が自治体病院の職員を対象に行った調査では、セクハラを18%、パワハラを39.5%が受けたという実態を指摘し、ハラスメントを防止する措置があることを周知するよう求めました。

写真=質問する本村伸子議員、7日、衆院総務委(しんぶん赤旗提供)

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性的要件の同意の有無を要件とすべき

たつみコータロー参議院議員

質問日 2019年3月27日

強制性交等罪の成立要件の「暴行脅迫要件」を撤廃し、世界潮流となっている性的行為の同意の有無を要件とすべきと追及。国連は「明確な自発的な合意」がない場合は性犯罪が成立すると述べており、「暴行脅迫要件は撤廃すべき」「同意していない性交は性的自己決定権への侵害なのだから、同意そのものが問われるべき」と求めました。

写真=反対討論に立つ辰巳孝太郎議員、27日、衆院本会議(しんぶん赤旗提供)

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セクハラ禁止規定必要

もとむら伸子衆議院議員

質問日 2019年4月17日

国連の女性差別撤廃委員会が日本にセクハラ禁止規定を求めていることを追及。厚労大臣は勧告を認識しているが、「強いて言えば法的拘束力はない」と答弁。内閣府の男女共同参画会議の調査会が提出した報告書でもセクハラ禁止規定の検討への言及があることをあげ、「こうした指摘をしっかりと受け止めるべきだ」と追及。

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ハラスメント禁止不十分

高橋ちづこ衆議院議員

質問日 2019年5月25日

防止措置義務があってもセクハラ被害はあとを絶たず、指導に従わなかった場合の企業名公表は1件もありません。ILOの条約案はハラスメント禁止を明確にした上で、休職・離職も含む、労働者、フリーランス、アルバイト、顧客、患者など大勝を幅広く定義しており、世界に女性活躍をアピールする前にILO水準の法案を出し直すべきだと追求。

写真=反対討論する高橋千鶴子議員、25日、衆院本会議(しんぶん赤旗提供)

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就活セクハラ深刻

吉良よし子参議院議員

質問日 2019年5月16日

就活生の半数がセクハラ被害にあったとの調査結果が明らかになっているにも関わらず、法律の対象としていないことを指摘。改定された法には就活生に対するハラスメントも企業に雇用管理上の配慮が求められること、就活生等に対するハラスメント防止のために必要な策を講じる付帯決議がされました。

写真=しんぶん赤旗提供

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実行性のある法整備を

倉林明子参議院議員

質問日 2019年5月23日

ハラスメントを根絶し、被害者を救済する上で現在の法整備は実効性がないと指摘。被害者救済のために被害の認定、加害者からの謝罪、権利の回復ができる独立した救済機関の設置を求めました。さらに救済制度でも裁判でも被害者が救われない最大の要因は法律上、セクハラの禁止規定がないことだと指摘し、禁止規定を創設するよう求めました。

写真=質問する倉林明子議員、9日、参院厚労委(しんぶん赤旗提供)

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池内さおり前衆議院議員

暴行脅迫要件の撤廃

質問日 2017年6月2日

暴行・脅迫要件が撤廃されない根底に、「最も権威ある教科書とされた『注釈刑法』(1965年版)は、「些細な暴行・脅迫の前にたやすく屈する貞操のごときは、本条によって保護されるに値しない」としていたことを述べ、こうした考え方が今日でも司法・捜査当局に大きな影響を与えているのではないかと指摘。法改正にあたり、保護法益を「性的自由」にとどめず、「心身の完全性」「人間の尊厳、人格そのものを脅かす性的暴行からの保護」と抜本的に改めるべきと求めました。

写真=質問する池内さおり議員、7日、衆院法務委(しんぶん赤旗提供)

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もとむら
伸子衆議院議員

自治体職員への
セクハラ

質問日 2019年3月7日

地方公共団体でのハラスメント対策状況について質問。日本自治体労働組合総連合(自治労連)が自治体病院の職員を対象に行った調査では、セクハラを18%、パワハラを39.5%が受けたという実態を指摘し、ハラスメントを防止する措置があることを周知するよう求めました。

写真=質問する本村伸子議員、7日、衆院総務委(しんぶん赤旗提供)

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たつみ
コータロー参議院議員

性的要件の同意の有無を要件とすべき

質問日 2019年3月27日

強制性交等罪の成立要件の「暴行脅迫要件」を撤廃し、世界潮流となっている性的行為の同意の有無を要件とすべきと追及。国連は「明確な自発的な合意」がない場合は性犯罪が成立すると述べており、「暴行脅迫要件は撤廃すべき」「同意していない性交は性的自己決定権への侵害なのだから、同意そのものが問われるべき」と求めました。

写真=反対討論に立つ辰巳孝太郎議員、27日、衆院本会議(しんぶん赤旗提供)

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もとむら
伸子衆議院議員

セクハラ禁止規定必要

質問日 2019年4月17日

国連の女性差別撤廃委員会が日本にセクハラ禁止規定を求めていることを追及。厚労大臣は勧告を認識しているが、「強いて言えば法的拘束力はない」と答弁。内閣府の男女共同参画会議の調査会が提出した報告書でもセクハラ禁止規定の検討への言及があることをあげ、「こうした指摘をしっかりと受け止めるべきだ」と追及。

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高橋ちづこ衆議院議員

ハラスメント禁止
不十分

質問日 2019年5月25日

防止措置義務があってもセクハラ被害はあとを絶たず、指導に従わなかった場合の企業名公表は1件もありません。ILOの条約案はハラスメント禁止を明確にした上で、休職・離職も含む、労働者、フリーランス、アルバイト、顧客、患者など大勝を幅広く定義しており、世界に女性活躍をアピールする前にILO水準の法案を出し直すべきだと追求。

写真=反対討論する高橋千鶴子議員、25日、衆院本会議(しんぶん赤旗提供)

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吉良よし子参議院議員

就活セクハラ深刻

質問日 2019年5月16日

就活生の半数がセクハラ被害にあったとの調査結果が明らかになっているにも関わらず、法律の対象としていないことを指摘。改定された法には就活生に対するハラスメントも企業に雇用管理上の配慮が求められること、就活生等に対するハラスメント防止のために必要な策を講じる付帯決議がされました。

写真=しんぶん赤旗提供

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倉林明子参議院議員

実行性のある法整備を

質問日 2019年5月23日

ハラスメントを根絶し、被害者を救済する上で現在の法整備は実効性がないと指摘。被害者救済のために被害の認定、加害者からの謝罪、権利の回復ができる独立した救済機関の設置を求めました。さらに救済制度でも裁判でも被害者が救われない最大の要因は法律上、セクハラの禁止規定がないことだと指摘し、禁止規定を創設するよう求めました。

写真=質問する倉林明子議員、9日、参院厚労委(しんぶん赤旗提供)

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なかったことにしたくない!

新免はるかさん 岡崎市議会議員
しもおく奈歩さん 前愛知県議会議員
新井あゆみさん 瀬戸市議会議員
石原愛子さん 元総合商社勤務
田巻紘子さん 弁護士
新免はるかさん 岡崎市議会議員
しもおく奈歩さん 前愛知県議会議員
新井あゆみさん 瀬戸市議会議員
石原愛子さん 元総合商社勤務
田巻紘子さん 弁護士

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新免はるかさん

岡崎市議会議員

私も後輩が先輩から「お前はダメなやつ」「残業は仕事のできないやつがするものだ」「仕事が終わらないならタイムカードを切ってから勝手に働け」と叱責されるのを見て見ぬふりをしていた。「関わったら厄介」「触らぬ神に祟りなし」と思っていた。同僚も他の先輩も、店長さえも。声をあげないことが平穏を保つことだと。今は声をあげることが社会の流れ。「なかったことにしたくない」と声をあげることに躊躇しなくてもよい世の中に!

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しもおく奈歩さん

前愛知県議会議員

「性暴力を許さない!と多くの方が勇気を出して声を上げ始めました。その声に励まされ、被害者の声も聞いて、県議会で性暴力被害者支援について質問しました。その中でワンストップ支援センターの存在を「助けを求められる場所がある」と知らせるカードを増刷して!と提案。県内すべての高校生にカードが配布されました。声を上げるのは勇気がいる。でもその声を政治に届けて一緒に社会を変える議員がいる。諦めずに声をあげれば必ず政治を変えることができます。ご一緒に力あわせましょう」

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新井あゆみさん

瀬戸市議会議員

以前勤務していた病院で「安心して働き続けたい」という看護・介護等の仲間の声を経営者に届けに行った時に、大声で怒鳴られパワハラが始まりました。
間違いを正すことが許されず、人間らしく働くことを諦めなくてはならない現実。ハラスメントのない1人ひとりが大切にされる社会は個人の努力だけでは実現できません。早急な法整備と共に勇気をもって社会を変えていきましょう!

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石原愛子さん

元総合商社勤務

私は総合商社で30年働きました。その間に結婚し、子どもを2人産んで働き続けました。二人目を産んだ時に産休明けて出社すると、総務のような部署に配転となりました。不当な配転とまではいかないけれど、部の人員削減のようなことで、仕方なかったのかなあと思っていました。今考えるとそれもマタハラの一種だったのですね。

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田巻紘子さん

弁護士

ハラスメントを受けると、多くの場合、人間関係が切断されます。職場で孤立し、家族や知人にも言えず「至らない自分が悪い」と思わされがち。でも、悪いのはハラスメントの加害者、そしてハラスメントを放置する職場です。日本社会全体で、根本的にこの点の意識を変えなければいけません。そして意識を変えるためにも、政治がハラスメント対策に取り組むことはとても大事です。歓迎します。ご一緒にがんばりましょう。

あなたが経験したハラスメント、見聞きしたハラスメントを教えてください。
あなたの“なかったことにしたくない”を聞かせてください。