HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >

【03.03.08】名古屋市議会 道路予定地にヒメボタルやオオタカ−道路建設は環境に配慮を 田口議員が要求

3月8日「しんぶん赤旗」

 日本共産党の田口かずと議員は5日、名古屋市議会本会議で相生山緑地を通る道路計画、環状2号線問題などについて質問しました。

 田口市議は、都市計画道路弥富相生山線について、道路予定地にヒメボタルの生息やオオタカの営巣確認されているとして▽環境に配慮し道路建設計画の中止も選択肢の一つとして検討すべきである▽賛否両論があるなか、わずか1時間半(質疑は30分)の住民説明会では不十分。質疑時間を十分とった説明会を再度開催すること―を求めました。

 天白区植田地域などで工事が始まった環状2号線について、3月下旬開通する上社〜高針間はNO2など予測結果によると部分的に環境影響評価書が順守できない。国に抜本対策を要求すべきだと迫りました。

 市側は「弥富相生山線は市民の意見を聞き環境に配慮した道路づくりを進める」、予測結果は「予測条件が公表されてないので意見を述べる状況ではない」と答えました。

塩漬け土地問題でも

 田口市議は、「塩漬け土地」問題について「公用地の先行取得により取得した土地が2001年度末で3303億円、そのうち68%にあたる2254億円が5年以上の長期保有になっている」と指摘。「事業の見通しや目的が不明確なまま土地取得を急いだのではないか」と追及しました。

▲ このページの先頭にもどる