HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >

【02.09.25】企業・団体献金で政党支部 愛知県01年分で自公民が前年比増

2002年9月25日 「しんぶん赤旗」

 全国に先がけて8月末に公表された愛知県の2001年分の政治資金収支報告書で、企業・団体献金を集めた政党支部が、自民、公明、民主の各党とも前年より増えていたことが、24日までにわかりました。

 本紙のまとめによると、01年に企業・団体献金を集めた政党支部は、自民党57(前年比4増)、民主党13(同1増)、保守党3(同2減)、公明党(同1増)、自由党2(増減なし)の計78支部。00年より2支部増えました。

 これらの支部が集めた企業・団体献金の総額は、前年より約2000万円減ったものの、約6億7100万円。政治家個人への企業・団体献金が00年から禁止されたなか、自らが支部長の政党支部を受け皿にして、企業・団体献金を集めていることを改めて浮き彫りにしました。

 このうち、企業・団体献金を3000万円以上集めたのは、自民党の鈴木政二参院議員(愛知選挙区)3564万円、大村秀章衆院議員(愛知13区)3124万円と、民主党の赤松広隆国対委員長(衆院愛知5区)7023万円、近藤昭一衆院議員(同3区)3359万円の4人でした。

 公明党の岩田隆喜県議が支部長の同党名古屋第4総合支部は、三協アルミニウム工業や業際研事件の贈賄側企業、日立プラント建設などから、382万円の企業・団体献金を集めていました。

▲ このページの先頭にもどる