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【02.08.31】強制労働謝罪し補償を 名古屋三菱・朝鮮女子挺身隊訴訟支援の会など 署名集約の集会

2002年9月1日 「しんぶん赤旗」

 「名古屋三菱・朝鮮女子挺身隊訴訟を支援する会」などは8月31日、名古屋市の愛知県中小企業センターで、名古屋、広島、長崎の三裁判の早期解決を求める「団体署名を集約する8・31集会」を開きました。30人余りが参加。(写真)

 団体署名を集めたのは「名古屋・支援する会」と「長崎三菱・元徴用工裁判を支援する会」「三菱広島・元徴用工被爆者の裁判を支援する会」「強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク」の4団体。団体署名は日本、韓国合わせて2000団体をこえました。

 三裁判の原告は高齢のため55人のうち18人(うち1人は裁判継承者)がなくなっています。

 全国ネットワークの矢野秀喜事務局長は、強制労働や「慰安婦」問題などがILO29号条約(強制労働禁止条約)に違反するとして総会でも勧告される流れになってきていると強調。三菱の裁判の早期解決が戦後補償の流れを加速させるとのべました。

 集会では、恨みをはらすためだけではなく、肩身の狭い思いをするのではなく人間らしく人生を全うしたいとの原告たちの思いが、詩やメッセージで紹介されました。

 4団体は9月13日、小泉首相と三菱重工社長あてに、署名と要請に対する回答を求める公開書簡を提出することにしています。


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