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名古屋・中区 緊急昼休み集会・デモ

“憲法こそ平和守る備え“

有事法制 何としても廃案に

2002年5月11日 「しんぶん赤旗」

 

 「憲法9条を守ろう!」「有事法制を必ず廃案にしよう!」。10日の昼休み、名古屋市中区の官庁街、三の丸に、デモ行進をする150人の人たちの声が響きました。官庁街の労組や、民主商工会、新日本婦人の会など7団体が緊急に呼びかけ、名城東小公園で開いた「ストップ『有事法制』・憲法9条守れ中区集会」に参加した人たちです。

 主催者あいさつに立った石橋良一三の丸地区国家公務員労組共闘会議議長は「歴代内閣がやれなかった悪法を、小泉内閣は一回の国会で強行に通そうとしています。“備えあれば憂いなし”というが、平和憲法を備えとして、憂いのないのが日本の国です」とのべ、廃案へのたたかいを呼びかけました。

 石原道徳中民主商工会会長は「これを通したら、息子や次の世代がとんでもない時代を迎えてしまうことになります。体をはる、命をかける意気込みで廃案に追い込みたい」と決意表明をしました。

 参加者は、近くの自民党県連前まで行進し、同県連前で抗議のこぶしを突き上げました。


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