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有事立法必ず廃案へと決意 安保破棄実行委の学習会に170人

2002年4月26日 「しんぶん赤旗」

 有事立法が国会に上程されるなか、安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会は23日、名古屋市中区の市教育館講堂で、弁護士で日本平和委員会代表理事の内藤功氏(元参院議員)を迎えて学習会を開きました。愛知憲法会議も協賛し、170人が参加しました。

 内藤氏は有事三法案は日米安保条約と新ガイドラインを合わせて、アメリカの戦争に協力し、国家機構を変える戦争動員法で、行き着くところは憲法改悪だと指摘。「有事」の認定、地方自治体や国民の協力、違反者への罰則などを詳しく説明。日本に武力攻撃がない段階から戦時体制を作るもので、今国会では大枠を作り、突破口にしようとしているとのべ、廃案にするたたかいの重要性を強調しました。

 自治体職員の女性が「国民を戦争に協力させる公用令書を配るのはゴメン。有事立法に絶対反対」などと発言しました。

 主催者は学習を力にポスター、のぼりを使った宣伝・反対署名や県選出国会議員への要請、意見広告への参加を呼びかけました。


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