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【05.04.02】「サービス残業の夫助けて」トヨタの主婦、日本共産党に訴え 
浅野あつひろ前藤岡町議ら 豊田労基署に要請

4月2日「しんぶん赤旗」

豊田労基署で、トヨタのサービス残業根絶への取り組み強化を要請する八田ひろ子前参院議員(正面向き左)と浅野あつひろ藤岡町議(その右)=3月28日、愛知県豊田市 「夫はトヨタ自動車で働いていますが、サービス残業をずっと続けています。もちろん夫だけでなく……。なんとか助けていただきたいと思います」――愛知県旧藤岡町(1日から合併で豊田市)の浅野あつひろ前町議のもとに、トヨタ自動車労働者の妻から切実な声が届きました。

 党藤岡町支部が行っているアンケートに書き込まれてきたものです。浅野氏は3月28日、八田ひろ子前参院議員とともに、豊田労働基準監督署を訪ね、事態解決のため、取り組みを強化するよう申し入れました。

 八田氏は「トヨタでは労働時間管理のためのカードリーダーを設置したが、いまだにサービス残業がなくなっていない。堤工場ではカードリーダーを通らない労働者も多くいた」と指摘。

 浅野氏は「多重債務の相談会をしているが、トヨタ労働者からの相談も多い。その中でも、サービス残業がいまだにあるとの声を聞く」と話しました。

 松久修二署長は「他の地域にくらべ、賃金不払いの問題が多いと思う」と述べ、「情報を寄せていただけたらと思う」と答えました。署側から、サービス残業の相談は減っているが、長時間労働の相談は横ばい状況との説明もされました。

 藤岡町など6町村は、1日から豊田市に編入合併し消滅。豊田市議増員のための市議選が六町村で、17日告示、24日投票で行われます。浅野氏は旧藤岡町区(定数2)で勝利を目指します。

 

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