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【05.01.02】新年ごあいさつ 憲法改悪・消費税増税を許さないたたかいを全力で 
日本共産党愛知県委員会 委員長 岩中正巳

1月2日「愛知民報」

日本共産党愛知県委員会 委員長 岩中正巳 新年おめでとうございます。

 昨年夏の参議院選挙では全国的な後退のなかで、「愛知の宝」の議席である八田ひろ子さんの議席を失うという大変残念な結果となり、力いっぱい奮闘いただいた党員、後援会員のみなさま、支持していただいた方々にあらためておわび申し上げます。

 今年は日本の未来にとって重要な年となります。ご承知のように、昨年来「二大政党制づくり」のなかで、自民・公明与党と野党の民主党が競い合って憲法改悪と消費税増税の二大反動政治強行の企てを強めており、今年はこれを許さないたたかいの正念場の年となります。

 憲法問題でも、消費税問題でも情勢は予断を許さない緊迫した状況にありますが、私たちのたたかいいかんで、阻止する可能性と条件は十分に存在しています。「九条の改正」でも「消費税増税」でも、国会のなかでは9割以上が推進派で占められ、マスコミでも大規模な推進キャンペーンが展開されているにもかかわらず、依然として国民の多数が「反対」しています。愛知でも、昨年来の運動の高まりのなかで、新年早々「あいち九条の会」が結成される予定ですし、「消費税増税を許すな」と業者を先頭にした運動が広がりはじめています。こうした力に依拠し頑張ればくいとめることができるし、どうしてもくいとめなければならないと考えています。みなさまの大きなご奮闘を心からお願いいたします。

 昨年は、相次ぐ台風、新潟県中越地震などで大きな災害がありました。私たちは、こうした時こそ日本共産党の原点である「国民の苦難と要求のあるところ日本共産党あり」との立場にたって、全国でも、愛知でも救援活動に全力でとりくみ、愛知県委員会に寄せられた救援募金は六百万円をこえ、救援物資、ボランティア活動に多くの協力が寄せられました。あらためて感謝申し上げますとともに、引き続くご協力を心からお願いいたします。

 2007年の国政選挙といっせい地方選挙で今度こそ勝ちぬくために、量・質ともに実力のある県党の建設をめざし、新しい党綱領を全党が身につけ、大いに党を語りながら、有権者のなかに広く入り、党員・読者拡大でも大きな前進を切り開いていきたいと思います。特に、未来を担う青年・学生分野で後継者づくりにとりくむことは全党に課せられた任務であり、この仕事を確実にやりぬきたいと思います。

 四月には、名古屋市長選挙がたたかわれます。私たちは、「革新市政の会」とともに、「市民が主人公」の革新市政への転換をめざして全力で奮闘する決意です。

 新年にあたって、みなさまのご支援・ご協力を重ねてお願いするとともに、みなさまにとって、今年が良い年になることを心から願っています。

 

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