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【04.04.25】利水量が大幅減 徳山ダム
中止求めシンポ 八田ひろ子参院議員も参加・発言 名古屋

4月25日「しんぶん赤旗」

シンポジウムで発言する八田ひろ子参院議員=24日、名古屋市 岐阜県藤橋村ですすめられている徳山ダムの建設中止を求め24日、名古屋市内でシンポジウムが開かれ、120人が参加し真剣に討論しました。

 同ダムをめぐり、愛知、岐阜両県に続き名古屋市が水利権のほぼ半減を表明。全体の利水量は当初の毎秒18トンから6.6トンと半分以下になりました。自治体に事業費の大幅増が押し付けられ、事業自体の必要性を問う声が高まっているなか、国会とも結び運動を広げていこうと徳山ダム建設中止を求める会などが開いたものです。

 同会のよびかけに応えた、日本共産党の八田ひろ子参院議員、みどりの会議の中村敦夫参院議員、民主党の河村たかし衆院議員の3氏がパネリストとして発言しました。

 八田議員は、ダム推進の一方で真に必要な河川改修などが後回しにされている問題を指摘。さらに「撤退したらもっとお金がかかると心配な方もいるかもしれません」とのべ、愛知県がダムの水を引いてくるための導水管事業案を発表したことにふれ、この案によると「800億円というが利息も入れれば数千億円かかる。それだけかけて、水は使わないという結果になれば被害は甚大(じんだい)です。いま事業費増額に自治体が同意しなければ工事が止められるヤマ場です」と強調。「皆さんと一緒に国会で追及していきたい」と訴えました。

 

 

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